vol.12 「縁側」のように気軽に集える場をつくりたい【nanten(デザイナー)】
変化のめまぐるしい昨今、
サービスだとか場所が足りていないのはどこかな、と。
こんなスペースがあったらいいな、というラフな感じですが…
私が一人暮らしで、自宅での仕事という環境上、
特定の人としか会わない生活を送っているのですが、笑。
一人暮らしのご老人と生活環境が似ているのではないかと…
ひいては、 必要としているモノ、コトも
似ている部分があるのではないかと考えました。
いつもは一人でいるのになれているけれども、
好きな時にふらっと立ち寄れて、
笑顔で迎えてくれて、
出入りに気を遣わなくて良い、
ちょうど良い距離感でコミュニケーションがとれる場所があると
生活の豊かさがふくらむかなあと思います。
スターバックスがそういう意味では大成功をしているのですが、
もっとその場所特有の、そこにしかない親しみやすさと地元感がある、
そんな雰囲気の場所がイメージです。
世代を問わず
街の中でちょっとしたベンチのように、
昔の縁側のように、
ちょっとの間座っておしゃべりして立ち寄れるような場所があると 良いなと。
昼はご老人の社交場、夜は会社帰りの人の行き交う場
扉はないか開けたままで、キッチンカーやワゴンが駐車できて、
テーブルとイスがあるような…
入口や出口はない、 店舗ではなくスペースとしてあるのも
フレキシブルな使いかたがで きるのでは。
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機能・役割
■世代を繋ぐ
・体験を共有する(キャンドルナイトなど)
・教え合う(しめ縄づくりなど風習に関すること/スマホの使い方など)
・仲間になる
・家族以外のつながりをつくる
●安らぎ、元気を得る
●美味しいものを食べる
●人と話せる
●人とものづくりを共有できる
●つながりができる
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プロフィール
nanten
マクロビフードとグラフィックデザインを中心に活動。食品メーカー、広告代理店、出版社を経て、食の世界に飛び込む。食とデザインを通して、都市で生きる人達を支えることをコンセプトとして活動。好きな食べ物はおむすび。