ゆめカフェ

夢叶うサードプレイス

スイミー原画展をヒントにした「夢パネル」

2020年2月1日のミニミュージカルでは、

夢ファイルをパネルにした「夢パネル」を展示しました。。

夢見ヶ崎に住む人たちの夢をアンケートであつめたものです。

 

 

このアイデアは、夏に行った「スイミー原画展」からヒントを得ました。

きっかけは、ちょっとしたハプニングでした。

原画展直前に、メインのパネル(地域の歴史を紹介する内容)を発注していた方が、

間に合いません……!

1週間前にメインの展示物がないなんて……。

まさかの事態に、いいアイデアも思いつかず、追い詰められて、

半ば逃避のようにスイミー原画展へ出かけたのです。

 

この原画展が、窮地を救ってくれました。

CHAPTER1、2、3の構成はスイミー展からヒントを得ました。

 

一番大ヒントになったのは、入場口のところにあった

「レオレオニの作品の中で一番好きなのはどの絵本ですか?」というコーナー。

たくさんの人が、葉っぱのカタチの付箋に、好きな絵本のタイトルを書いて

木に貼っていました。

その横に、有名人が、レオレオニの作品について語るパネルが並んでいました。

これだ! 

 

ちょうど、

夢見ヶ崎に住む人から、

夢を書いていただいたアンケートを集めていました。

こんな感じで、地域の人たちの夢を展示してはどうだろうと。

 

それから一週間、必死に準備をして、なんとか原画展の日を迎えることができました。 

原画展を見に来てくれたプロデューサーIさんは、こんなアドバイスをくださいました。

 

「この、夢のコーナーを大切にしたほうがいいよ。

 会場の、一番目立つところに、もっと大きくドーンと。

タイトルもでっかく書くんだよ」

 

原画展の主役は、原画と思い込んでいたから、これは驚きました。

おまけでつけたはずの、CHAPTER4を主役をもってくる。

なるほど。

それで、夢を書いていただいたアンケートを貼るだけではなく、

パネルにしようと思いつきました。

 

原画展では、CHAPTER4という最後のおまけという扱いでしたが、

スイミー絵本展のように、

夢パネルコーナーを一番最初、プロローグにする。

会場に入って、一番に目に入るところに飾る

 

さらに、夢パネルの原稿を読んだJちゃんはこういった。

「有名人じゃなくて普通の人も、こうしてパネルにすると立体的に見えますね」

 

「普通の人が立体的に見える」……

ふと、ユニクロの店内を思い出した。

老若男女、「普通の人」が、かっこよく着こなして、大きなパネルになっている。

で、どこかで見た顔が……と思うと

芸能人がその中に混じっていることがある。

このさりげなく混ざっているのが重要なポイント。

これを、夢ファイルでもできないか。

 

つまりだ。

動物園の園長さんとか区長さんとか市長さんとか、区の職員とか、

立場のが違う人が

みんな同じ大きさのパネルで並んでいる

並べる順番も、先着順。

この人は、重要なポストだからトップにくるとかではなく。

 

ユニクロの広告だって、

有名人のパネルが大きくて、普通の人が小さかったら

あの斬新なイメージは生まれなかった。

 

まず区長さんから。夢ファイルを書いてもらえないか頼んでみよう。