column①テレビ番組をヒントに生まれた夢見ヶ崎歴史トリビア
プロデューサーIさんからアドバイスをいただいた。
歴史にはいろいろな説があって、確証が得られている事実も少ない。
後から推測した部分も多い。
だけど、もっと一般の人に分かりやすく、魅力的に伝えるには
簡潔な言葉で示したほうがいい。
文字数を思い切り少なくして、簡潔に伝える…。
ちょっと前の話になるが、なんちゃらトリビアというテレビ番組を思い出した。
へええーという話をひとことで、まず最初に提示して、詳しい説明を後につける。
これを、歴史に応用したらどうだろう。
取材で、へええーと思ったことを思い出して、トリビアにする。
たとえば……。
郷土史家に聞いた話の中で、おもしろいところをピックアップしてみた。
「大昔、ここは海だった」
「白山古墳はオトタチバナヒメの墓だった」
「越路は恋路だった」
「重要遺跡がラゾーナの下へ……?」
「工場の煙は甘~い香り」といったような歴史トリビアを見出しにした
パネルをつくる。
郷土史家の方にパネルに沿った展示物を用意してもらう。
タイトルは「言い切り型」にして、米印で、歴史には諸説ありますと注釈を入れる。