まさ出版の日記③           夢見ヶ崎の夢ファイル

「夢が叶う街、夢見ヶ崎」次はおぬしが夢をかにゃえる番じゃ

世の中に自分のことを知ってもらうには、売り込みではなく情報やノウハウを提供することが大事なのです。本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO)

『7つの制約にしばられない生き方』本田直之著(大和書房)

 

 日本でもトップクラスの人気を誇るある美容整形のクリニックは、営業も売り込みもまったくしていないのに、お客さんが集まるようになったそうです。

 どうしてか?

 もちろん一番大切なのは、施術のスキルアップを重ねること。プラス、世の中に知ってもらうために、あることをしました。それは、クリニックのホームページに、患者さんが知りたいと思う情報をアップすること。

 このクリニックは、脂肪吸引を専門にしています。脂肪吸引のメリットだけではなく、「リスクは?」「施術後の経過は?」など、患者さんの立場に立った情報やノウハウを掲載したのです。

 さらに、脂肪吸引に関する相談を無料で受け、それに対する解答をホームページで公開しました。専門家である医師の立場だけでQ&Aを考えても、通り一辺倒の内容になるでしょう。無料相談をすることで、お客さんが「何について不安に思っているか」「何について知りたいと思っているか」、生の声が聞けます。

 無料相談をくるくる続けることで、お客さんが本当に欲しいと思っている情報が、ひとつひとつ増えていきます。情報が積み重なって、ホームページの内容がいっそう充実していくという仕組みです。

 その結果、脂肪吸引について興味がある人がホームページを訪れるようになり、売り込みをしなくても、世の中に知ってもらうことができたというわけです。また、施術をすすめる内容ではなく、脂肪吸引のデメリットもきちんと解説したことで、クリニックの信頼性を高める役割も果たしました。

 つまり、自分のことを知ってもらうには、売り込みではなく、まずターゲットであるお客さんが知りたいと思っている「情報やノウハウを提供することが大事」なのです。

 売り込みをまったくしなければ、最初はなかなか仕事の依頼が来ないかもしれません。「でも、長い目でみれば一度パーソナルブランドを確立してしまえば、あとは向こうから勝手に仕事がやって来てくれる仕組みがつくれるということになるのです」(本田さん)。