ゆめカフェ

夢叶うサードプレイス

1「楽な道」を選んで夢を叶える

2023/12/17 06:03

先週水曜日、出版社に勤めている友人から、「もう会社員になる気持ちはないですよね、、、? 今編集者を絶賛募集中なんです」というLINEがきました。

青天の霹靂とは、まさにこういう状況を指すのでしょう。かつて大好きだった仕事が、今自分の目の前にある。しかも正社員。ずっとフリーランス非正社員でやってきた私にとって、「正社員」の響きは憧れでもあります。このチャンスを逃したくない、逃したら後悔すると思いました。


結論から言うと、今は会社員の道には進まないと決めました。気持ちを固めるまでの2日間は、ソファーにぼーっと座っていたり、熊みたいに部屋をぐるぐる歩いたり、夫いわく「心ここにあらず」。一応仕事や家事はこなしているのだけど上の空で、心がぐらんぐらん揺れに揺れました。

 

迷った時は困難な方を選べ。苦労や大変な努力の先に成功がある。よく耳にする言葉が浮かびましたが、今回私は、それとは真逆の「楽なほうへ行く」選択をしたわけです。新たなステージへの挑戦ではなく、今まで来た道をそのままてくてく歩くことにしました。

 

昨日、恒例の月イチランチ会で夫に報告すると「それでいいんじゃない」と一言。「楽するのは良くないって言う人もいるけど、楽な道=心理的プレッシャーが少ない。つまり自分に合ってる道ってことでしょう。楽な方に転がってうまくいったら、それはそれで新しい価値観が生まれておもしろいじゃない。挑戦だけが正解じゃないよ」

楽な道を選んで夢を叶える。確かにそれもおもしろいかもしれない。楽な道だと長くコロコロ長く続けられる。自分に合ってる道なら自然にエネルギーもわいてくる。気持ちに余裕があると直感を受け取りやすい。楽な道にも、いろいろいいことがありそうです。

 

どんなふうに夢叶うのか。
今日から100日、朝イチで実況中継をします。

ゆめカフェ最終回!

2023/10/28
ユメカ×夢の花咲くフラワークラフトLesson

 

2023年度幸区協働事業として出発したゆめカフェも、いよいよ最終回。今回は、大人かわいいアレンジで定評のあるクーシェリのこづえさんを招いて「夢の花咲くフラワークラフトLesson」を行いました。制作したのは、色とりどりの花やグリーン、木の実を自由に組み合わせたクリスマスクラフトとブーケ。草花がそこにあるだけでふんわりと優しい気持ちになるから不思議です。お互いに作品を見せ合いながら、和気あいあいとした熱気に包まれました。

 

夢は暮らしを引き立てる
魔法のスパイス

 

夢叶うサードスペース「ゆめカフェ」。夢というと、何か大きなことのようなイメージがありますが、ゆめカフェが提案する「夢」は、心がちょっぴりワクワクHappyになること。どんなに小さなことでも自分の心がプラスの方向に動くなら、それは素敵な花が咲く夢の種なんです。料理にたとえるとしたら、スパイスのようなもの。単調な味のスープも、スパイスを振りかけると、素材の香りが引き立ちぐんとおいしくなりますよね。夢は暮らしを引き立てる魔法のスパイス。ぱらりと一振りするだけで、あら不思議。いつもの毎日がキラキラ輝き始めます。

 

障害者が夢をもって
働ける仕事を作る

 

ゆめカフェのラストは、夢叶う名刺「ユメカ」の交換タイム。参加者同士が夢を書いたカードを見せ合いながら交流しました。小さなカード一枚で、初対面とは思えないほど話がはずみ、毎回新たな夢の種が生まれます。
今回のゆめカフェで出会ったAさんと話していたときのこと。「ユメカで障害者が夢をもって働ける仕事を作りたいんです」。ふと私の口からそんな言葉が出てきました。心の中で密かにあたためてはいたものの、これまで積極的に発信したことはありません。なぜ初対面の、しかもお互いに何も知らないAさんに話したのか自分でも分かりませんが、気がついたら夢中になって伝えていました。

 

ユメカが生まれたきっかけは、障害をもつある中学生です。彼は文字を書くことが難しいという障害を抱えながら普通校に通っていました。入学して間もないころ、遊ぶ約束をするため友人から自宅の場所を聞かれました。多感な年頃ということもあり障害のことを伝えられず、メモを書いて渡す代わりに生徒手帳を預けてしまったのだそうです。「自分のことを伝えられる名刺を持たせたい」という彼のお母さんの願いから、ユメカの原型が誕生しました。

障害者と健常者がタッグを組んだブランドを作りたいーー。それは、まさ出版を設立した当時から思い描いてきた夢です。今回のゆめカフェプロジェクトには、障害のあるスタッフが、企画からイベントの運営まですべての行程に携わっています。支援学校の教員や障害者の家族と一緒にユメカ制作チームとして大活躍してくれました。

一気に話し終えた後、Aさんが思いがけない言葉をかけてくださいました。「そういうことでしたら、ぜひうちと組ませてください」。NPO法人の代表であるAさんは、偶然にも障害者の親子を対象とした交流会を定期的に開いていると言うのです。え、本当ですか!? 今から思えば、同じ想いが共鳴して引き寄せ合ったのかもしれません。

 

帰り際、この活動をこんなに一生懸命活動しているのは、自分にとって大切な人に障害があるからなんです、とつぶやいたAさん。時間切れで伝えられなかったけれど、じつは私も同じです。

ともに夢を叶える仲間が、また一人増えました。

 

こぼれ話

ゆめカフェ最終回と言いつつ、早くも次の開催が決まりました。11月25日(土)シェアスペースNAYAにて11時~14時0PEN。ワクワクHappyになるコーナーをご用意しています。気が向いたらふらっと寄ってくださいね。


 

ビーチレスリング ~オリジナルの夢の見つけ方~

2023/10/18(水) 

NHKの番組で葉山のビーチレスリング教室が紹介されていました。広々とした海岸で太陽の光と潮風を浴びながら、砂だらけになってレスリングをする子どもたち。なんて気持ちが良さそうなんだろう。子どもにこういう体験をさせてあげたいなあ。

さらに、そこで教える若い男性の経歴が興味深く、引き込まれました。オリンピックを目指して本格的にレスリングをしていましたが、大会で負けて引退。オリンピックに出る夢は叶いませんでした。

 

オリジナルの夢を見つける

 

その後、地元のNPOで子どもたちにレクリエーションを教える活動に参加。保護者から子どもにレスリングを教えて欲しいという要望が出たそうです。
私がおもしろいと思ったのはここからです。男性は、普通に体育館でレスリングをするのではなく、海岸でレスリングをしてはどうかと考えました。目の前に海があって、自分にはレスリングの技術がある。ふたつを組み合わせたら、自然にビーチレスリングにたどり着いたのだそうです。

夢を叶えるとき、自分に合ったオリジナルを見つけることが大切。それは決して奇抜なすごいアイデアではなく、目の前にある何かを組み合わせたときにひょっこり生まれるのかもしれません。

このレスリング教室は、勝つためだけのレスリングにならないように泳いだり海岸で自由に遊ぶフリータイムを大切にしているのだそう。オリンピックでみんなに希望を与える夢はこういう形で叶っている。子どもたちの「楽しい!」と輝く笑顔を見てそう思いました。

夢は毎日の暮らしを引き立てる 魔法のスパイス

 

突然ですが、
今、毎日の暮らしを楽しんでいますか?

最近、モノも食品もじりじり値段が上がってるし、
家事も育児も仕事も、やらなきゃいけないことが山積みだし、、、

 

ここで質問!


やらなきゃいけないことにおわれる一日
好きなことをしてワクワクHappyな一日
どっちがいいですか?

 

毎日がワクワクHappy!になるといいですよね
そこで、好きなことをしてワクワクHappyになる
「夢」を見つけよう!
これがゆめカフェのテーマです。

 

夢というと、何か大きなすごいことのようなイメージがありますが、
ここでいう「夢」は、心がちょっぴりワクワクHappyになること。
どんなに小さなことでも、自分の心がプラスの方向に動くなら
それは素敵な花が咲く夢の種なんです。

 

夢ってどんなもの?

 

料理にたとえるとしたら、スパイスのようなもの。
単調な味わいのスープも、スパイスを振りかけると
素材の味が引き立ち、ぐんとおいしくなりますよね。

夢は暮らしを引き立てる魔法のスパイス。
ぱらりと一振りするだけで、あら不思議。
毎日がキラキラ輝き始めます。

キーストーンハビット ~夢を叶える習慣~

「やりたいことはいっぱいあるけれど、
あれこれ悩んでなかなか取りかかれないんだよね」

Bさんが、そうつぶやきました。

 

学生のころからアートの才能を周囲に高く評価されて、
ずっと何かを創作したいと思っているのに、
取りかかれないまま20年もすぎてしまったのだそう。

 

そういえば、先日会った知人が
最近、朝イチのヨガを始めたら、
一日の生活が驚くほどうまくまわりはじめたと話していました。
友人によると、ヨガをするのは朝起きてからほんの10分ほど。
腰が痛い、頭痛がする、なんとなくだるいといったその日の体調に合わせて、お気に入りのヨガユーチューバーの動画を見ながら体を気持ちよく伸ばします。

 

これぞ「キーストーンハビット」。
1つの習慣を身につけることで、暮らしの他の部分にも良い影響を与え、人生全体が好転する。「要の習慣」とも言われています。

 

知人の場合は朝10分のヨガをすることで、次の行動にスムーズにうつることができ、てきぱきと家事や身支度が進むようになったのでしょう。朝から気分よくスタートできて、きっと昼間の仕事も集中力がアップするに違いありません。

 

私も数日前から再開した朝イチの習慣があります。
それは、起きて一番に原稿を1本書く。
会社勤めをしているときも、子育てをしているときも、
長らく続けて、ライターになるという夢を叶えました。

 

仕事やプライベートで問題を抱えているときも、
このままでいいのかと迷っているときも、
朝イチの原稿さえクリアできれば、私は大丈夫。
今日も一日無駄にしなかった。
確実に一歩前に進んだと思えたのです。

 

私にとって、朝イチ原稿は、
夢を叶えるだけではなく、
船が嵐にさらわれないように身を守ってくれる
いわば錨のような習慣でした。

 

文章を書くことに興味を失ってから
この習慣はいつのまにか途絶えていましたが
Cさんからヨガの話を聞いてから、
また復活しています。

私にとってのキーストーンハビットって何だろう。
そう考えたときに、朝イチ原稿のことを思い出したのです。

 

以前と同じとは限らない。
今の自分にぴったりマッチするキーストンハビットは何?
いろいろ模索したいと思っています。

4年ぶりにリニューアルオープンしました。ゆめカフェです

もういちどブログを書いてみようかな。

ほぼ4年ぶりに、そう思い立ちました。
ちょうど4年前、ライター業をお休みして、教師の仕事を始めました。
家しごとと教師、この2つだけが頭の中を占めていて、
あれほど好きだった書くことに対して、
ほとんど興味を失っていました。
書くことが楽しいと思えず、書く意味も見失い、
このブログも、いったん閉鎖することにしました。

 

先日、ふらっとカウンセラーKさんのブログを訪問しました。
2年間くらいほとんど更新されていなかったのですが、1年ぶりに新たな文章がポツンと更新されていました。

 

Kさんは、久しぶりのブログにこう書いていらっしゃいました。いつも同じことを書いている気がして次の文章が書けなかった。でも、最近お会いした方に、たとえ同じ内容でも、切り口や表現が変わると捉え方も変わるので楽しみにしていますと言葉をかけられたのだそうです。

 

Kさんのブログを読んで、ふと友人のNちゃんのことを思い出しました。とくに宣伝もしてないし、個人的な日記で役に立つようなことも書いてないし、だれも見ていないと思っていたこのブログを、Nちゃんは「楽しみにしているんです」と言っていました。

 

知り合いのデザイナーさんにブログって訪れた人の人数が分かるんですよと教えてもらって、一度だけちらっと見たことがあります。数字を見てびっくり。もちろん、カリスマブロガーと言われる人とは比べものにならないほどちっちゃい規模ではありますが、それでも誰も見てないと思っていた私にとっては驚くような数字でした。

 

ブログはなじみのマスターがいるカフェ

 

私自身、久しぶりにふとKさんに会いたいなと思って、彼女のブログに立ち寄ったのです。そこで感じたことがあります。ブログってなじみのマスターがいるカフェみたいなものかもしれません。どんなに細々とでも、開店し続けていることが大事。ここに来れば、マスターの声が聞ける。迷ったときや落ち込んだとき、嬉しいとき、何もなくてもふと思い出したときに、気がねなくふらっと立ち寄れる場所。そんな誰かにとってささやかな心のよりどころになる場を作りたいなあ。1人でもホッとしたり、勇気が出たり、プラスのエネルギーが充電できたならうれしい。

 

まずはとにかく、開店することだ。そう思って、長らく閉鎖していたブログをもう一度オープンすることにしました。お店のネーミングも新しくしよう。カフェみたいな場所だから、ゆめカフェ。夢叶うサードプレイス。

 

何しろマスターが気まぐれです。ふらっと旅に出ちゃったり、新メニューを出すのは年に一度になってしまうかもしれませんが(笑)、いつでも店は開いています。気が向いたときにふらっとお立ち寄りください。

 

追伸:ブログのアドレスもお引越ししました。気まぐれですいません、、

こどもの夢を叶えるお仕事体験「こどもだけのまちミニカワサキ 」

2023/10/08 

夏から準備してきたこどものまち「ミニカワサキ」、今日が本番でした。娘は得意のスライム作りのおみせやさんがしたくてこのイベントに参加したのですが、実際に担当することになった仕事は「ジョブセンター」。スライムショップは大人気の職業で、内気な娘は、担当決めのとき手を挙げられなかったようです。今朝はテンション下がりまくりの娘を、ランチのからあげくんで釣って、なんとか送り出しました。
「ジョブセンター」はその名の通り、アルバイトを紹介して手続きをする仕事。ハローワークのようなイメージです。仕事を探す人が来たら、カードに希望する職業のほか、お店に出勤する時間と終了する予定時間を書き込みます。仕事が終わったら書類にチェックをして、給料を支払うために銀行にまわします。

 


時間の計算がまだスムーズにできない娘は、仕事の内容を聞いてますます不安そうに表情をこわばらせています。いつもならつい世話を焼いてしまうのですが、ここは「大人口出し禁止」のこどもだけのまち。後ろ髪を引かれつつその場を離れて、遠くから見守ることにしました。

 


さて、一日を終えた後の感想は、、、? 意外にも「楽しかった!」。何が一番楽しかったのか聞くと、これまた意外にも、本人が朝もっとも抵抗を感じていた書類に書き込む仕事が良かったという。最初は手間取ったけれど、時間の計算にも徐々に慣れて次々に書類をさばく感覚に「はまった」のだそう。「暇な時間がなくて退屈しなかった」のが、手を動かすことが好きな娘の性に合っていたようです。

 

さらに話を聞いていくうちに、ジョブセンターの仕事が好きになった本当の理由が分かりました。リーダーをはじめ仲間のチームワークが抜群だったようで、分からなくてまごまごしているときは声をかけてもらい、頑張ったときはなんと「上司」にたこ焼きをごちそうになったそうで(笑)、一日が終わったあと、「来年もまたおいでよ」と声をかけられたと嬉しそうにしていました。大人の世界だって職場の人間関係が良ければ大変な仕事でもやりがいがぐんとアップするもの。娘は来年もミニカワサキに参加するなら、スライムじゃなくてジョブセンターの仕事がしたいと話していました。


たとえ夢見た職につけなくても、他の仕事をやってみたら案外合っていて、それが天職になる。私自身も似たような経験があります。今日一日は、娘にとって将来につながる貴重な体験になったことでしょう。 


そういえば、夜娘のポケットから、ミニカワサキ専用のお札が出てきました。働くのに夢中になっていたら、うっかり買い物に行くのを忘れて、せっかく稼いだお金が使わないまま残ってしまったそう。ミニカワサキのマネープログラムで、「景気が良い状態とは、貯めたお金がたくさんあることではなく、世の中でお金が循環していること」と習ったっけ。「使おうって思わなかったの?」と聞くと、「仕事が楽しかったからまんぞく」とけろっとしています。いい休日だったね。ミニカワサキを支えてくださった皆さんに感謝!