夢見ヶ崎動物公園の動物がピンチ!身近なプラごみ問題
夢見ヶ崎動物公園で、フラミンゴを担当する女性飼育員さんから聞いた話。
フラミンゴの餌のことで、今とても困っているそうだ。
餌は、海外から輸入したプランクトン。
先日、届いたプランクトンのパッケージを開いてみて、びっくり。
なんと、プランクトンの間に、びっしりプラごみが絡まっていたのだそう。
輸入元に問い合わせると、漁の網にプラごみが混ざってしまい、
どうしようも手の打ちようがないとのこと。
以前はこんなことはなかったそうだから、
世界の海にプラごみが増え続けている証拠だろう。
フラミンゴに、プラごみを食べさせるわけにはいかないので、
仕方なく、今は、ペンギンの餌である小魚を与えているのだそう。
飼育員さんは、「プラごみの話は耳にしていたけれど、こんなところにまで…」
とショックを受けたと話していた。
今は、動物園に研修に来る学生さんを対象に、環境をテーマにした講習を行っている。
私にとって、あらためてプラごみの問題を身近に感じる機会になった。