ゆめカフェ

夢叶うサードプレイス

ゆめカフェ2回目レポート ~ユメカで本当に夢が叶った話~

 

 第二回目のユメカワークショップがありました。小さな子どもがいるママ同士で情報交換をしたり、いやいや期まっただ中で奮闘中のお母さんに先輩ママが「後から思い返すとね、今が一番かわいい時期よ~♪」と声をかけたり。猫好きやクラフトビール好き同士が「うちの子(猫)を見に来てください」「今度のみに行きましょう」と意気投合したり、ユメカ交換会は時間を延長して盛り上がりました。

 

 ユメカってそもそも何? という方もいらっしゃったので、ワークショップが始まる前に自分の経験を交えて紹介させていただきました。ユメカは「夢叶うカード」の略。身近な小さな夢から大きな夢まで、このカードに書くと夢が叶うーー。そんな願いを託してネーミングを考えました。

 

 数日前、掃除をしながらたまたま最初に作ったユメカ一号が目に入ってびっくり。ユメカに書いた夢が本当に叶っていたのです。そこには「ユメカを広めること」と書いてありました。このカードを作った当初は社内のメンバー同士で交換する程度。こんなに多くの人が関わることになろうとは思いもしませんでした。


 それがこのカードを作ったあと、メンバーJさんが協働事業に応募。採用されて市や地域とタッグを組んで広めることになったのです。しかも、夢叶うカード「ユメカ」のネーミングにぴったりの「夢見ヶ崎」の地でスタートするなんて、偶然とはいえできすぎた展開です。メンバー一同、ここから本気エンジンがかかりました。会議を重ねながらユメカのデザインをイチから練り直し、ワークショップのプログラムを考え、チラシを制作して、小規模ながら一般の方を招いたワークショップを開催するところまでこぎつけました。

 

 ユメカ一号が誕生したあとも試作で何度か作り、心に浮かんだ夢を書きました。そのカードを見返して、これまたびっくり。ユメカに書いた後は、とくにその夢について意識はしていなかったのですが、本当に実現に向けて動き始めていました。


 メンバーEさんも、「ユメカに台湾で民宿をひらきたいって書いたら、数年間会っていなかった台湾の友人から久しぶりに連絡がきて、日本に遊びに来ることになったよ」と嬉しそうに報告してくれました。その友人とは先日再会できて、現地の最新事情をいろいろ聞けたとのこと。そのとき、台湾のIT企業で働いている人が一緒に来ていて、人脈も広がりました。大いに刺激を受けたそうで「プログラミングを勉強しようかな。日本にいながら台湾とつながることができるかもしれない」とワクワク。最初に思い描いた方法とは違う形で夢が叶ったりして、それもまたおもしろいものです。

 

 もちろん、夢の実現にユメカ効果があったかどうかは分かりません。それでも、自分の体験から感じたのは、夢というものは言葉にして伝えると実現が早くなるということ。ユメカに書くと、頭の上にピコンッと「夢アンテナ」が立って、今まで素通りしていた情報やモノ、人が自然に集まる……そんなイメージでしょうか。

さて、ユメカがこれからどんな方向に転がっていくのか。予想外の展開をワクワクドキドキしながら見守りたいと思っています。
 
☆こぼれ話
今回は市役所の地域支援課Fさんが参加してくださいました。Fさんがユメカに書いた夢は「幸区が世界幸福度ランキング1位になること」。世界一ってこれまたでっかい夢ですね~と笑いつつ、夢アンテナピコンッ。「夢叶う街、夢見ヶ崎」のキャッチフレーズで、その夢叶えましょう! 区役所の小さな一室で、でっかい夢が発芽しました(笑)。