大きな決断をしたとき。本当にこれでよかったのかな、あとで後悔しないかな。よく考えて飛び込んだのに、納得したはずなのに、何度も気持ちが揺れる。そんなとき、スパーンと迷いを断ち切ってくれる言葉がこれ。 「〈一点豪華基準〉で選ぼう!」 ちきりんさ…
東京でさえ、まだカフェや雑貨店が珍しかった1994年。主婦だった石村由起子さんは、奈良のはずれに、雑貨とカフェの店「くるみの木」をオープンしました。 「お茶が飲めて、暮らしの雑貨が買える場所をつくりたい」と思ったものの、今までにない新しいスタイ…
『軽くなる生き方』松浦弥太郎著(サンマーク出版) 「田舎暮らしがしてみたいなあ」。夏休み初日の今朝、11歳の2号がつぶやきました。都会より田舎のほうがいい。だって木登りの練習はできるし、動物とも遊べるでしょう。理想は、「おさるのジョージ」みた…
ホームドクターならぬホームセラピストのKANAKOさんの言葉です。私の顔を見るたびに、耳にタコができるくらい、こう繰り返すのです。「仕事とは関係ない楽しみ」を見つけてください。仕事も趣味も、「何かにつながるから」とか「人の評価」ではなく、「自分…
『7つの制約にしばられない生き方』本田直之著(大和書房) 日本でもトップクラスの人気を誇るある美容整形のクリニックは、営業も売り込みもまったくしていないのに、お客さんが集まるようになったそうです。 どうしてか? もちろん一番大切なのは、施術の…
『名言セラピー』ひすいこたろう著(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 「サトーカメラ」の創業者、佐藤勝人さんのお話です。栃木県でわずか60坪のカメラ量販店を始めたのが24歳のとき。従業員は数人だし、ビジネスの経験もありません。マンパワーも経営ノ…
『パリジャンたちの週末の家』エディション・ドゥ・パリ編(アシェット婦人画報社) フランスの別荘を撮影した写真集 『パリジャンたちの週末の家』。いつも手元に置いているお気に入りの一冊です。仕事の合間や眠る前に、ゆっくり眺めていると、時間と空間…
『大丈夫!うまくいくから 感謝がすべてを解決する』(幻冬舎) 『大丈夫!うまくいくから 感謝がすべてを解決する』の中に、 こんな一節があります。 「なにかがうまくいったとき、自分ひとりだけの力で成し遂げていることなんてありません。目に見える人の…
『日本経済新聞(夕刊)』2018年7月30日(月曜日) 新聞を片付けながら、ふと歌手の藤井フミヤさんのコラムに目がとまりました。ずいぶん長く活躍されているんだなあ。何歳くらいなんだろう。へえ、もう56歳なんだ。実年齢と比べると見た目が若いなあ、など…
20代のころ、『おしゃれの視線』という本が大好きで、何度も読み返していました。最近、著者の光野桃さんが書いたエッセイを数冊読んで、本当に驚きました。なんと、光野さんがターニングポイントを迎えた年齢が、私とぴったり重なったのです。 何冊かの著書…
『うつと気分障害』岡田尊司著(幻冬舎新書) 体調を崩して、やむなく仕事を辞める――。長年かけて積み重ねてきたキャリアを失うのは、大きな挫折ととらえがちですが、精神科医の岡田尊司さんいわく、「ピンチは、チャンスに変えることができる」。 『うつと…
『運の流れにのる、たったひとつの方法 「捨てること」からはじめよう!』中野裕弓著(大和出版) 著者の中野裕弓さんは、普通のOLから世界銀行本部にヘッドハントされたすごい方。ベストセラー『世界がもし100人の村だったら』の原文を日本に初めて紹介した…
日本経済新聞2018.8.5(日)日刊 「私の履歴書」 セブン銀行特別顧問の安斎隆さんは、高校時代に山岳部に所属し、山登りを通じて、一生の指針となる大切なことを学んだのだそう。 「気分が良いのは、やはり頂上に着いたとき。山の上から眺めると、周囲の全体…
『マーケット感覚を身につけよう』ちきりん著(ダイヤモンド社)P212 「プロットは考えたし第1章は書けたけど、その後がどうしても進まない、という状態になったら、その時点で第1章だけをネット上に開示してしまってもいいのです。そうすれば、第1章の内…
『etRouge(エ ルージュ)』(日経BP社) 四角大輔さんをご存知でしょうか。元大手レコード会社のプロデューサーで、絢香、Superfly、平井堅、CHEMISTRYといった有名アーティストを手がけ、ミリオンヒットを連発した伝説の持ち主です。その輝かしいキャリア…
「最初にひらめいたアイデアがいちばん成功しやすい。いろいろ考えてこねくり回すと、 かえってコンセプトがぼやけたりしちゃう」 『佐藤可士和×トップランナー31人』(集英社編集部編集英社) 私は、人が心の中で思った瞬間に、そこへの道がつながると思っ…
夢を追う過程で、たくさん傷つくこともあった。 だけど、過去は関係ない。未来を選ぼう。 はじまりが悲しくても、未来は選べる。今何を選ぶか。 過去は忘れよう。過去は関係ない。今何を選ぶか。 インナーピース(内なる平和) 「カンフーパンダ2」を子供た…
NHKの番組で、たい焼きが誕生したきっかけを知った。 おもしろい。 ある兄弟が、大学在学中に 両親の事情で、突然学費を稼がなくてはならなくなった。 大判焼きを売ろうと思いついたものの 「同じ商品じゃ後追いになる」 オリジナリティをどう出していくか。…
『「朝30分」を続けなさい!』古市幸雄著(PHP文庫) 朝起きてからすぐ30分だけ。 天職の時間を持つようにしています。 もう20年前から続けてきた習慣です。 20代。 出版社で、編集者として猛烈に忙しく働いていたとき。 日中は、編集の業務でいっぱい…
「子育てが一段落してからというのは、一番の言い訳です。 やりたいことがあるのなら、今すぐに一歩を踏み出しましょう」 「STORY」2019年4月号に掲載されていた 料理研究家の有元葉子さんのインタビュー記事です。 心の中をズバリ言い当てられたよう…
『ナリワイをつくる』伊藤洋志著 東京書籍 ああ、お金がたくさんあったら、こんなこともできる、 あんなこともできるって思うこと、ありませんか? 著者の伊藤洋志さんは、お金をかけずに、いろんな夢を叶えてきた方。 お金をかけてできることは、大きな組織…
2019年9月21日(土)まさ出版の日記①ブログより 夢見ヶ崎の名前を活かす 今日は、JRが主催する野外シネマのイベントが同じ会場であるため、 多くの方が訪れてくださった。区の関係者の方たちも見に来てくださった。 皆さんいつものスーツ姿ではなくラフなか…
夢見ヶ崎の夢ファイルは、もともと、ちょっとした思いつきで作ったものだ。 原画展やミニミュージカルで、おまけの展示として公開したあとは、 私のパソコンにデータとして保存しているだけだった。 自宅に保管しているパネルを眺めていて、ふと思った。 こ…
まさ出版の3年計画 ブサの絵本を作り始めてから、まる2年が過ぎた。 これまでを振り返って、3年目の方針を確認することにした。 【1年目〈2018年〉】 まさ出版の日記① ブサの歴史旅えほん 「絵本作家になりたい」というあずの夢をカタチにした。 彼女が…
自分の夢は何かーーー。 夢を見失ってから、ずっと探し続けてきた。 あずの夢を叶える経験は、 泣いたり笑ったり怒ったり、かけがえがない時間だった。 でも、じゃあ自分の夢は何かと言われると、やっぱり分からない。 けっきょく、絵本作家の夢はあずのもの…
あなたが 願いを かなえる番だ。 昨年夏、武蔵小杉駅に貼られていた劇団四季のミュージカル「アラジン」のポスター。 冒頭のキャッチコピーに目が釘付けになった。 アラジンがジーニーに、願いを叶えてもらう物語。 それは、物語の世界の話ではない。 「あな…
夢ヶ崎の夢ファイルは、10個から始まった。 どうせなら夢を100個集めたい。 何か夢が生まれたら、いつも「100本ノック」。 1個1個が小さくても、100個集まったら、何かカタチが見えてくる。 さらに、どうせなら区切りのいい3月までに集めたい…
夢見ヶ崎動物公園で、フラミンゴを担当する女性飼育員さんから聞いた話。 フラミンゴの餌のことで、今とても困っているそうだ。 餌は、海外から輸入したプランクトン。 先日、届いたプランクトンのパッケージを開いてみて、びっくり。 なんと、プランクトン…
動物たちのふるさと、美しい海を守り伝えたい 夢見ヶ崎動物公園の取材を通して、興味深い事実を知りました。 それは、夢見ヶ崎が、地域一帯に自然を取り戻すシンボル的存在だったこと。 日吉郷土史会のIさんが、こんな話をしてくださいました。 「工業で栄え…
「古墳の上に動物公園!?」。そもそもこの話を聞いたのが、夢見ヶ崎動物公園を舞台にした絵本『ふしぎにゃトンネル』を企画したきっかけです。 地域の歴史をテーマにしたストーリーを作ろうと考え、地元の郷土史会の方にお話を伺いました。そして、教えていた…